2016年3月4日放送

上にぎり

(2,500円 ※季節の食材によりネタは変動)

街中を離れ、画図町の住宅街にポツンとある名店「園鮨」へ!
ネタは天然モノ、シャリは有機無農薬米とこだわり抜いた食材で握られる鮨はシンプルながら、鮨本来のウマが味わえる!特に春が旬のハマグリに、キモも入ったカワハギ、とろけるアナゴが絶品!ウマい鮨の味を膨らませてくれるのが「しろ」お湯割り。

今回の名店「園鮨」は、並木坂の「RudeBar」の村本大さんの紹介で訪ねたお店。今ではジェンベの一人者として有名な村本大さんですが、元々は和食の職人。その板前時代の弟弟子に当たるのが、園鮨の大将だったんです。
村本さんいわく「ここの鮨は創作系の派手な鮨じゃないけど、辰ちゃん(園鮨の大将)の目利きがいいからネタがイイ!誰を連れて来ても満足してもらえる店ですよ」
熊本の地モノを中心に天然モノにこだわったネタは、時に漁師さんから直接、仕入れるとか。
そのネタを支えるシャリにもこだわり、有機無農薬米を無農薬の黒酢でシメたもの。さらに砂糖もサトウキビの一番搾りを使ったという、贅沢でかつ身体に優しい握り鮨。
今回は「上にぎり」をお任せで出していただきましたが、キハダマグロからキモの入ったカワハギにコウイカにアナゴにブリに、春らしくハマグリにヒラメにと、どのネタもウマい!
「旬のウマかネタは、余計な事せんでもウマかですけんね」と語る園鮨の大将。
「これだけのウマい鮨、東京だったら15,000円くらい取られますよ」と満足気な中原さんに対し大将は「おまかせの上にぎりは2,500円で出しています」と答え、中原さんもその安さに驚き!
兄弟子の村本さんは「自分たちが修行していた頃は、板場で先輩達がウマいモノをきちんと食べさせてくれて、それで料理を舌で覚えてました。ウマいモノをちゃんと食わせないと料理人は育ちませんからね。だけんここでも辰は、ウマい鮨しか出せんとですよ」と。
握りだけでなく、焼酎の肴にと出されたイイダコやアナゴの肝、スズキの潮汁もまた絶品!一流の料亭にも引けをとらない味わいでした。
「しろ」お湯割りもバンバン進む今回の収録、シメで中原さんは「ここはこれまで紹介してきた100軒のお店の中でもトップ5に入る名店ですよ」と大絶賛でした。

園鮨(そのずし)

住所
熊本市東区画図町重富638-77
TEL
096-379-8250
営業時間
12時~21時半
定休日
不定休