2023年1月27日放送

牛みそ山椒鍋

(1人前 3,850円)
※ 鍋は2人前から

(シメ)だご汁麺

(プラス 300円)

新町「ばんざい食堂」は築100年の建物をリノベした店。
水炊きが名物だが今回は「牛みそ山椒鍋」。「銀しろ」ハイボールで乾杯。白味噌の鍋で県産の和王とあか牛をいただく。山椒の香りとアクセントが癖になる鍋、赤鶏のつみれで更に味わい深く、シメはだご汁麺で大満足!

「何とも風情がある建物ですねえ。新町は良い店がどんどん出来てますね」と中原さん。
新町のばんざい橋のそば、75年の歴史ある「ばんざい饅頭」がお店を畳んだ後にリノベーションし2022年開店。築100年の建物でじっくり鍋をいただけるお店が「ばんざい食堂」。
こちらは本格的な「水炊き」を味わえるお店として、熊本の食通に注目されている新たな店ですが、今回はもう一つの看板料理「牛みそ山椒鍋」での「味わいの刻」。
店主の河野さんと同級生の中川さんと3人で「銀しろ」ハイボールの乾杯!
「最近はお湯割ばかりでしたが、冬のハイボールもなかなか良いもんですね」
河野さんは、大阪や京都のイタリアンで修行した料理人。日替わりの前菜から凝っています。
「今日は、赤鶏の胸肉を低温調理したものと白子とベーコンの白ワインです」
「キレイですね。それぞれ立派な洋食で、しっかりとウマい!前菜がウマい店は間違いありませんよ」と中原さんニッコリ。
赤鶏は水炊きに使っている山鹿産のもの。河野さんは熊本県産にこだわります。
カウンターに鍋が運ばれて来ます。「白味噌に山椒が浮かんでますね。なるほどコレが山椒鍋」まずゴボウとコンニャクが入れられて、肉は熊本県産の黒毛和牛「和王」ロースから。
「山椒の良い香りがします。和王、柔らかくてウマい!なるほどコレは白味噌に合います。
味噌と山椒のバランスと言うかせめぎ合いが絶妙!」
続いて、あか牛はミスジで「ロースの脂の甘さも良かったですが、ミスジの肉らしさがまた素晴らしい!牛の鍋と言うとすき焼きのイメージでしたが、この鍋の方が肉本来のおいしさを味わえる気がします」
上質な牛肉のダシが出た鍋に赤鶏のつみれが投入されます。「鶏もまた鍋には合いますね!
この歳になって初めて体験する味ですよ。見事!」
更に自家製のだご汁麺を加えて、シメのだご汁を!「コレはまた贅沢すぎるだご汁です」
「ここは知り合いを連れてきたくなるお店ですね。いやあ大満足でした!」
「古きを訪ね新しきを知る」築100年の歴史ある建物で、新たな味わいと出会える、まさに温故知新なお店、それが「ばんざい食堂」です。

※番組はTKU公式YouTubeで配信中
以前の放送を見逃された方も是非ご覧ください。
TKU公式YouTube | 味わいの刻

ばんざい食堂

住所
熊本市中央区新町2-8-7
TEL
096-356-0087
営業時間
17時〜22時(土日15時〜)
定休日
月曜定休