2020年10月23日放送

田鍋(でんなべ)

(1,650円〜)

球磨郡多良木町出身のオーナーの店「ふくろう」とリモートでの「味わいの刻」店の名前にちなんだ5種の鍋から今回は「田鍋」を紹介。醤油ベースのゴボウスープに野菜たっぷり白く浮かぶのは山芋の団子。あっさりながら、深みのある味わいの絶品鍋。定番の「しろ」水割りのウマさも際立つ。

大江本町の味噌天神のそばにあり、地元の方に愛されている名店「よし田屋ふくろう」。
土肥オーナーは以前、別の店のお客さんとして登場して、ご自身の店「ふくろう」を紹介していただき、今回が三度目のご出演なんです。人吉球磨にゆかりのある方のお店を再訪し、東京とリモートで繋ぐ「味わい」特別編にはピッタリのお方。
まずは、中原さんから夏の球磨川水害についての問いかけが、、
「実家の多良木町は大丈夫でした。でも、人吉にいる友人たちはかなり大変な状況で…」
球磨焼酎のふるさと、人吉球磨が大変な状況の中、せめてこの番組で米焼酎を紹介することで地元を応援したい!という中原さんと土肥さんの気持ちが一つになります。
「人吉球磨の復興を祈って、『しろ』水割りで乾杯!」
土肥オーナーがその腕に惚れこんで共同経営している料理人の吉田さん。その匠の味を堪能できるのが、お店の名前にちなんだ五種類の鍋。
前回は明太子が入った「福鍋」をいただきましたが、今回は醤油ベースのゴボウスープに野菜たっぷり、真っ白な山芋の団子が入った「田鍋」を。
「野菜は白菜、小松菜、ネギ。県産の赤鶏も入れてます。赤鶏が歯ごたえあって、ウマいんですよ」と吉田料理長。
撮影の時にテーブルに「田鍋」が運ばれて来た時には、おいしそうな香りに包まれましたが、残念ながら、香りはリモートでは伝えられません。
東京の中原さんは今回も、湯気立つ料理の映像を肴に「しろ」を進めます。
カウンターや各テーブルにアクリル板が置かれ、感染防止の対策をしている「ふくろう」。
その様子を見た中原さんは「人吉球磨が熊本が、そして全国が早く元気になって、皆と一緒に顔を合わせて、鍋をつつける日が来ますように」と杯を掲げていました。

和み処 よし田屋ふくろう

住所
熊本市中央区大江本町7-10
TEL
096-373-9001
営業時間
17時半~24時
定休日
不定休