2017年12月1日放送

胡麻豆腐

(864円)

天ぷら3品

(1,296円~)
※季節仕入れによって天ぷらの内容は番組で紹介したものから変わります

酒場通りの端の小原ビル5階の和の匠の店「月季」。出汁にこだわる店主の「胡麻豆腐」が満月のように美しく美味。「しろ」のハイボールを合わせる。油にこだわった天ぷらは、素材のウマさをしっかり味わえる逸品。冬らしく牡蠣を天ぷらで。濃厚な味の天ぷらには「待宵」お湯割を冷めにくい黒じょかで。

雑居ビルのワンフロアとは思えない広い空間に、日本の四季を感じる絵画が飾られている和の名店「月季」。
「夜、月夜の下で季節の料理を味わっていただきたいので、月+季で『月季」と名付けました」と奥村オーナー。
「カウンターの桜の絵も見事ですが、個室やテーブル席に飾られた絵も見事」とご自身も絵を描く中原さん。
「店の絵は、全てうちの母が描いたものなんです」
芸術家のDNAを引き継いだ奥村さんの料理も美しく、最初の「胡麻豆腐」は満月のように丸く輝いています。
「四角と思いきやまん丸。冷たいと思いきや温かい!初めての胡麻豆腐ですよ」
「寒い時にはまず温かいものから召し上がっていただくと食も進みます」と奥村さん。ひと口食べた中原さん、普通の胡麻豆腐と格段違う豊かな味わいに驚き。
「かかっている餡が素晴らしい!コレはウマい」
「和食の基本は出汁ですので、その出汁を餡にしております」と出汁のこだわりを語る奥村オーナー。
オーナーのこだわりは天ぷらの油にも!
「沖縄から取り寄せた紅花油を使っております。油独特の臭みが無くて、サクッと仕上がるんですよ」
季節の天ぷら3品。この日は牡蠣に車エビに銀杏。フライでは無く天ぷらの牡蠣は、焼き牡蠣のように牡蠣自体のジューシーなおいしさが味わえる逸品!
「なるほど。油でこれだけ天ぷらの味わいも変わるんですね」と匠の技に感服の中原さん。
濃厚なウマさの天ぷらには「松宵」がピッタリ!こちらでは、お湯割を鹿児島の黒じょかに入れて出してくれます。
「これですよ!この心配り。黒じょかに入ってるから冷めにくいし、香りも飛ばず、ずっとウマい。お見事!」と最後まで驚きの中原さんでした。

月季 (つき)

住所
熊本市中央区下通1-5-23 小原ビル5F
TEL
096-356-1050
営業時間
18時〜24時
定休日
日曜定休