2016年4月1日放送

春の球磨川会席

(4,320円~)

番組も三年目に突入!初回は中原丈雄の故郷、人吉球磨から。
球磨川のそばにある会席の名店「崩し会席伽草子」で「春の球磨川会席」を食す。球磨川に浮かぶ舟を模した皿に並ぶ山女と桜鱒の創作和食は目で楽しみ、舌で味わう逸品。
高級な会席料理には、「待宵」をお湯割りで。

熊本市内のお店ばかりを紹介してきた「味わいの刻」、中原さんの故郷、人吉球磨にも良い店がたくさんあるという事で、三年目の最初の放送分で人吉ロケを敢行しました。
数ある名店の中から選ばれたのが、人吉の中心部、五日町にある「崩し会席 伽草子」。
「崩し会席」というのは、和食のスタイルからちょっと崩し、様々な料理法で食材を楽しんで欲しいという思いから。「伽草子(おとぎぞうし)」という名前は、吉田拓郎の同名曲から付けたとか。
今回の会席は「春の球磨川会席」。球磨川だとアユのイメージがあるものの、アユは夏が旬。
春らしいピンク色の桜鱒の造りと、山女の創作料理が中心の会席になります。
「和食は目でいただくと言いますけど、まさにこの会席がその物ズバリですね」と中原さん。
酢味噌でいただく三年物の桜鱒の刺身は、春を感じられる逸品。
山女も、「崩し会席」だけあって一工夫が!一見、ウナギのように見えるタレ焼きに、ウニのソースをからめた「ろう焼き」と、普通の山女料理ではひと味ちがう味わいです。
「ひと目見ただけでは何を使った料理か分からない、それが崩し会席なんです」と女将の平田さん。球磨焼酎の故郷、人吉生まれの女性だけあって、女将も中原さんに負けないペースで、「待宵」お湯割りを飲んでいきます。
「人吉に帰ってくる楽しみが増えましたよ」と焼酎が進む中原さんでした。

崩し会席 伽草子(おとぎぞうし)

住所
人吉市五日町34
TEL
0966-22-5013
営業時間
11時半~14時(完全予約制)18時~22時
定休日
木曜定休