2018年4月6日放送

季節の懐石 酒彩膳

※御造り、焼き八寸、他付きのコース
(4,212円)

城東町の名店「田しろ」へ。熊本県の調理士会会長と欧州で和食修行した二代目が立つカウンターで、季節の懐石をいただく。
焼酎に合う「酒彩膳」は、旬の食材で組立てられた珠玉の逸品。
中でも、有明海の貝ウミタケを使ったオリジナルの紅梅漬けが、癖になるウマさ。贅沢な膳には贅沢な「待宵」を。

「料理人やり始めていつの間にか60年ですね。」と語る田代さんは、熊本県の調理士会会長も務める生粋の料理人。お店に「懐食」と付けたのは知人の道場六三郎の店に因むとの事。
共に並ぶ二代目は、ミラノやロンドンの和食の店で修行した国際派。
「世界に通用する和食を身体で感じないと、オヤジには勝てないと思い海外に
出ました」と語る二代目。何でもロバートデニーロがオーナーの店でも働いていたそうです。
そんな二人が出した懐石は「酒彩膳」。番組では前菜の所までしか紹介しませんでしたが、こちらの籠に入った料理だけでなく、お造りや焼き八寸にご飯も付くコース料理です。
中原さんが最初にいただいたのが、田しろオリジナルのウミタケの紅梅漬け。
「有明海で取れるミル貝みたいな二枚貝です。食感が良いんですよ」と初代。
「コリコリという食感!食べた後に来る辛さが良いですね。コレは焼酎に合いますよ」と中原さんの「待宵」も進みます。
春を感じる「セリの白和え」に「メヒカリの南蛮漬け」一品一品が丁寧な仕事をしてあります。「どれも間違いないおいしさですね」と中原さん。
初代の田代さん、こちらの店を出したのが、何と60歳になってから!
「生涯修行、生涯勉強ですよ」と語る田代さんに中原さんも頷きます。
「役者も一緒ですよ。生涯修行。私も60過ぎて主演映画をやりまして、、」
反戦を訴えた実在のお坊さんを演じた中原さんの主演映画が「明日へ~戦争は罪悪である〜」。ちょうど放送の翌日から熊本市内のDENKIKANで公開となるこの映画の話を熱く語る中原さんでした。

懐食 田しろ

住所
熊本市中央区城東町2-6モアーズ3ビル1F
TEL
096-323-1126
営業時間
11時~14時、17時~22時
定休日
日祝定休