2024年3月8日放送

女将の日替わりチヂミ

(880円)

黒毛和牛の南蛮肉じゃが

(1,200円)

新町のユニークな店名の「胴長短足」へ。「しろ」お湯割りで乾杯!「女将の日替わりチヂミ」は、和の料理人の大将が引いたダシを生地に入れた旨みが強い逸品。「黒毛和牛の南蛮肉じゃか」は素揚げしたジャガイモに和牛を合わせ、食材それぞれの味を活かした料理。どちらも焼酎が進む味わい。

「藤本さんは去年、街で2回声を掛けられて『今度、新町でお店を開きますから、ぜひ来て下さい』ってお願いされてたんですよ。ようやくお邪魔できて嬉しいです」
取材依頼に応え、中原さんが訪ねたのは新町に去年の年末にオープンした「胴長短足」。
藤本さんご夫妻が笑顔でウェルカム!
ユニークな店名の由来は、藤本さんご夫妻が飼っているダックスフンドにちなんだものとか。
「お店も奥に長くて、『胴長短足』って名前がピッタリですよ」と中原さん。
再会の乾杯は「しろ」お湯割りで。「まだ夜は冷えるから、お湯割りがウマいですねえ。」
一品目は「女将の日替わりチヂミ」。韓国料理店に勤めていた女将さんが焼くチヂミが大の好物という大将が、このお店の看板メニューに、と採用した逸品。
この日はエビにタコ、アサリたっぷりの海鮮チヂミ。「フツー、チヂミは薄くてパリパリしてるけど、ここのは厚いですね!食感がモチモチしてて、生地がウマい!」
「自分が引いた和食のカツオ昆布ダシを生地に入れてるんですよ。焼酎にもピッタリです」
二品目は「黒毛和牛の南蛮肉じゃが」。こちらも普通の肉じゃがとひと味もふた味も違います。
「姿が良いですねえ。フツー、肉じゃがは汁でじゃがいもが煮崩れてたり、肉が煮込み過ぎて、硬くなったりしてますが、それぞれしっかりとした姿で美しい!」
「素材の味を活かしたかったので、ジャガイモは蒸したものを素揚げしてます。肉も仕上げで火を通して合わせてますので、それぞれの味わいが楽しめます」と和の料理人ならではの極上の肉じゃがなのです。味変で、生卵を溶いていただくとすき焼き感覚でいただけます。
「味付けがまた見事で、このちょっとした甘さが焼酎のアテに最高ですよ」
『老舗の名店が多い新町では新参者ですから』と謙虚な藤本さんですが、料理はどれも一級品!
「胴長短足」という一度聞いたら忘れられない名前のお店で、一度食べたら忘れられない料理を堪能した中原さんでした。

※番組はTKU公式YouTubeで配信中
以前の放送を見逃された方も是非ご覧ください。
TKU公式YouTube | 味わいの刻

胴長短足

住所
熊本市中央区新町4-1-8 新町マリオンパレス飛鳥1F
TEL
096-321-6828
営業時間
17時〜23時
定休日
水曜定休