2022年3月18日放送

島らっきょう漬物

(550円)

金目鯛 西京焼き

(1,100円)

蔦屋書店の隣に名店あり。「和食と里い」は会席料理の前菜を一品料理として提供している。「時習館」お湯割で乾杯し熊本では珍しい「島らっきょうの漬物」から。塩加減も絶妙な焼酎の肴。メインの「金目鯛西京焼き」は旨味がしっかりと、味が強めな「時習館」にピッタリ合う逸品。

三年坂の蔦屋書店の隣のビル2階に、若き料理人が腕を奮う隠れた名店「和食と里い」があります。春らしく桜が飾られたカウンターに腰を下ろす中原さん
「何とも落ち着く、何とも家庭的な良い店ですねえ」
中原さんを迎える店主の若き料理人鳥井さんと女将のお母様。前の店で店長を務めていた鳥井さんが令和元年に独立してこちらにお店を。お母様はお弁当の会社を20年以上も経営しているこちらも料理のプロフェッショナル!そんな「と里い」さんの料理は…
「会席料理の前菜ですとか、八寸で出される料理を一品料理としてお出ししています」
和食のコースだと食べきれない年配の方に、かなり好評なメニューだとか。
「お!時習館が置いてありますね。これまた、こだわりを感じますね、嬉しいなあ」
女将さんがこだわりの酒杯をいくつか出された中から、春らしい朱色が入った杯を選ぶ中原さん。「時習館」お湯割で乾杯!
最初に出されたのが「島らっきょうの漬物」。沖縄では定番の島らっきょうですが熊本ではなかなかお目にかかれない食材。「ボクはらっきょうが大好きなんですが、島らっきょうを熊本でいただけるとは思ってなかったなあ」
コリコリカリカリと良い音を立てて「島らっきょう」をいただく中原さん。
「良い塩加減!心が通う味です。この島らっきょうだけで、焼酎何杯も飲めますよ!」
実際に島らっきょうだけで、時習館を一杯空ける中原さん。
メインで出されたのが「金目鯛 西京焼き」。お店独自の配合をした西京味噌に漬けて焼かれた西京焼きは、普通の塩焼きには無い深い味わいが。
「味に品がありますね。それでいて味わいがしっかりと」
「皮から旨味と良い脂が身に落ちて来ますから、こちらも焼酎に合うかと思います」
年配の常連客が多い「と里い」さん、シメでお吸い物が人気だとか。
「この歳になると、会席料理を全部しっかり食べるよりは、こんな風に食べたい一品をゆっくりいただける方が嬉しいですよ。島らっきょうもこの西京焼きもしっかりとした味付けで、味が強い時習館がピッタリ合いました!」

※番組はTKU公式YouTubeで配信中
以前の放送を見逃された方も是非ご覧ください。
TKU公式YouTube | 味わいの刻

和食 と里い(とりい)

住所
熊本市中央区安政町1-20 テイコビル2F
TEL
096-354-2555
営業時間
17時〜24時
※ まん防期間は休業中、営業時間は店舗にご確認ください。
定休日
日曜定休