2020年12月25日放送

自家製からすみ

(1,650円)

中原丈雄馴染みの店シリーズ、2020年シメは草場町の蕎麦の名店「山笑い」。東京で修行した店主の手打ちそばが絶品!
今回は「自家製からすみ」を東京に送り、現物を肴にしながらの味わいの刻。濃厚なからすみに合わせる焼酎は「待宵」ロック。白岳で漬けたからすみは一年のシメに相応しい逸品

「山笑い」の若き店主、園さんは東区の名店「園鮨」の息子さん。園鮨を取材した時からの長いお付き合い。「山笑い」は、蕎麦にうるさい東京人な中原さんが思わず唸る手打ちそばを提供している名店なのです。前回伺った時が夏でしたので、「すだち冷かけそば」をいただきましたが、その時に夏が旬の「ハモの湯引き」も出していただきました。
「蕎麦もウマいんだけど、他の肴がまたウマかったなあ。和食の料亭でいただくような丁寧な仕事をしていてお見事!園鮨のお父さんの血を引いた見事な料理人ですよ」と中原さん、大絶賛!
そんな園さんが今回は「自家製からすみ」を作り、リモート収録に合わせて東京まで送っていただきました。なので、リモートで初めて、現物を中原さんが召し上がりながらの収録となりました。
「いつも映像を見ながら、味を想像したり思い出しながら焼酎を飲んでいたけど、今回は、こうやって食べられる。嬉しいなあ!」と中原さんのテンションも上がります。
若き園さんご夫婦と前回と同じく濃厚な「待宵」をロックでリモート乾杯。さっそく東京に届けられたからすみを中原さんはひと口!無言のまま満足げに息を吐き、待宵を傾けます。
「素晴らしい!ふくよか。というか深い味わいですねえ。」
白岳と日本酒に漬け込んだ「自家製からすみ」、米焼酎によりそう味わいの逸品です。
「今年は2月に伺って以来、熊本に戻れなかったんだけど、コロナで大変だったでしょう」
園さんご夫婦は「ちょうど4月に2人目の子どもが産まれまして、自粛期間中に店を休み子育てができました」と笑顔で答えます。
「なるほど。ちょうど良いステイホームだね。年越し蕎麦を山笑いでいただきたかったんだけど、今年は残念。来年コロナが収まったら、ウマい蕎麦とウマい酒の肴をいただきに行きますね」と今年のシメの杯を上げる中原さんでした。

手打ちそば 山笑い

住所
熊本市中央区草場町2-38
TEL
096-288-3360
営業時間
12時〜14時半、18時〜21時半
定休日
木曜定休