2021年5月14日放送

おまかせコース

(完全予約制 11,000円)

ホテル日航裏のビル3階、完全予約制の天婦羅と蕎麦の名店「天蕎かたへい」へ。緊急事態宣言発令前、一年ぶりに帰省した「中原丈雄の味わいの刻」。熊本の食材と江戸前の精神を融合させた極上の天婦羅を堪能!和食に合う「銀しろ」をソーダ割からちょい水で。しめの蕎麦がまた絶品!

「一年以上、憎きコロナのせいで熊本に戻れなかったけど、ようやく帰れてちゃんと料理食べながら米焼酎を飲めて嬉しいですねえ!」と感無量の中原さん。
中原さんはもちろん、スタッフ全員PCR検査をして臨んだ、リモートではない本来の「味わいの刻」。緊急事態宣言が発令する前に、コロナ対策を万全にして収録しました。
記念すべき再開の1軒目は、ホテル日航熊本裏のビル3階の完全予約制の店「天蕎かたへい」さん。もともと同じ場所にあった蕎麦の名店『堅平更科」が惜しまれながら閉店、店主の高嶋さんが東京の人形町で天婦羅の修行をして、おまかせ天婦羅メインでシメで蕎麦を出す店へと生まれ変わっています。
「前のお店の時も蕎麦を食べに来てましたよ。蕎麦じゃなく予約制の天婦羅の店にしたのは、なぜ?」とたずねる中原さん
「天婦羅やりながら蕎麦をやっていると、どうしてもそれぞれを最高の状態でご提供できないと思ってまして、ちゃんと天婦羅を一つ一つお出しして、しめで蕎麦をお出し出来るこのスタイルにしました」と高嶋さん。
和食に合う「銀しろ」をすだちが入った爽やかなソーダ割で乾杯!
先付で出されたのが「アナゴの煮凝り」。この手の込んだ先付に中原さん唸ります。
天婦羅の定番、エビからスタート!まずは天草の車エビを牛深の塩で味わいます。
「甘いですね!エビってこんなに甘かったかしら」「天草のエビは甘いんですよね」
2尾目は天つゆで味わい、続き味噌たっぷりのエビの頭をいただきます。
キスは今回、天草産のトラギス!「口の中でとけましたよ!やっぱりキスはウマい!」
続いてのメゴチは豊洲から取り寄せたもの。「コレは江戸前ですね。東京で修行されたと言うことは、ここは江戸前の天婦羅になるの?」と江戸前の定義について尋ねる中原さん。
「江戸前と言うのは、どれだけ店が値段を気にせずに良い食材をこだわって仕入れ、お客様にに喜んでいただくかだと思うんです。自分は熊本の良い食材とその江戸前の精神を融合させた店にしたいんです」と熱く語る高嶋さん。
阿蘇のアスパラは違う温度で揚げた物を食べ比べ。旬の野菜の天婦羅にも唸る中原さん。
おかわりは「銀しろ」ちょい水で。天婦羅のおまかせコースをじっくり堪能されていました。
「うちは蕎麦までが長いんですけど、前の店の常連さんは蕎麦を楽しみに来られてます」
しめの蕎麦はまずつゆにつけて味わい、常連さん人気の「ごま汁」でも。
「素晴らしい!高嶋さんの心が料理から伝わってきました。一日中ここで食べていたい」と久しぶりの熊本での、久しぶりの絶品料理を食べながら飲みながらの「味わいの刻」でした。

※番組はTKU公式YouTubeで配信中
以前の放送を見逃された方も是非ご覧ください。
TKU公式YouTube | 味わいの刻

天蕎(てんそ)かたへい

住所
熊本市中央区上通町5-41熊八長屋3階
TEL
096-288-2648
営業時間
18時〜
※時短要請期間中の営業時間はお店にご確認ください
定休日
日祝定休