2018年6月8日放送

タコと山椒

(730円)

名物 半熟玉子

(310円)

名物 さえずり

(1,550円)

上乃裏おでんの名店「まつむら」へ。まず夏らしい「タコと山椒」から。大阪の料亭で修行した主人のおでんは一品ごとに仕上げられた和の逸品。和食に合う「銀しろ」水割りで。
「半熟玉子」はおでんの玉子のイメージが変わる旨さ。またここを訪ねたら是非味わいたい逸品が鯨の舌「さえずり」。

「大阪のおでんは、鯨が人気なんですよ。鯨の舌、さえずりが目当てのお客さんが多いです」
と語るご主人の松村さん。大阪の料亭「かど万」のおでん専門店で修行されたご主人のおでんは、一品一品それぞれに調理され味付けされたものが出されます。
「カツオ出汁がウマい。もう、コレはおでんと言うより懐石料理ですよ」と中原さん。
最初の「タコと山椒」は、ごった煮なおでんにありがちなガチガチに硬いタコでなく、フワリ柔らか味わい豊かな逸品。「タコと山椒の相性も良いですね」と「銀しろ」傾ける中原さん。
「おでんと言えば、玉子でしょう」と続いて出てきたのが「半熟玉子」。
大鍋から出された玉子に「この鍋で一緒に煮るからおいしいんですか」とたずねると、「これは薄い出汁で具を温めているだけなんですよ。」と松村さん。
具材のベストな味わいと食感の状態で出せれるおでんの半熟玉子、おでんの玉子の概念が覆るウマさです。
そして、いよいよ人気の「さえずり」が。「調査捕鯨の鯨を仕入れたもので、鯨の舌を揚げて戻して、味を染み込ませてと手間がかかる料理なんですが、さえずりならではの食感を熊本のお客様にも味わっていただきたくて、、」と松村さん。
さえずり初体験の中原さんは「マシュマロのような舌触り!噛むと何とも言えない噛み心地で出汁の味がジワーッと。コレは凄い」と絶句!

おでん まつむら

住所
熊本市中央区南坪井町5-18サウスファイブセカンドビル1F
TEL
096-356-6825
営業時間
18時〜22時(出汁が無くなり次第終了)
定休日
日祝定休