2018年12月14日放送

イワシの尾引

(540円〜 仕入れによって値段は変わります)

ポトフ

(お任せ5品 918円)

オークス通りの「球磨食堂あまね」はビルの地階にあるバル的な隠れ家的名店。球磨焼酎案内人の店長オススメの時習館で乾杯。球磨郡あさぎり町の焼酎の肴「イワシの尾引」は酢に生姜を溶いて食べる。温まるには洋風おでんの「ポトフ」を。おでんと違い肉系の出汁が効いて、焼酎もどんどん進む

「球磨郡あさぎり町で１０年居酒屋をやってて、熊本市内で店を出すのが夢だったんです」
と彌永店長。スタッフの出口さんと二人揃って球磨焼酎案内人で、店内には球磨焼酎の全部の蔵の焼酎が勢ぞろい！そんな彌永店長もオススメの「時習館」でまずは乾杯！
「あさぎり町では、呑兵衛の年配の方々が焼酎の肴にしてるんですよ」というのが「イワシの尾引」。普通の刺身は醤油を付けて食べるのですが、この尾引は生姜を溶いた酢に付けて食べる料理。同じく人吉球磨地方でも、湯前町の中原さんは食べた事が無いとの事でした。
「なるほど。酢と生姜だからサッパリしてる。人吉球磨は正月に酢ダコ食べるから、何だか正月みたいな感じ」サッパリとウマい尾引に、濃いめで甘めの時習館が合います。
「ここ最近、めっぽう冷えるから、温かいおでんありますか？」とリクエストする中原さんに彌永店長は「うちは、おでんの代わりにポトフを出しているんですよ」と。
出されたポトフには玉子や大根が入っていて、見た目はおでんのようですが、、
「いや、コレはおでんと全く違う。洋食の味！おでんよりも食べ応えある」と中原さん。
「おでんだと魚介系の具材中心で出汁も魚介系になりますけど、ポトフは肉系ですから」と彌永店長。玉子と鶏肉は、あさぎり町のこだわりの鶏を出荷している土肥養鶏場の物を使用していて、そのうま味がポトフの味わいを深くしているとのこと。
「球磨食堂という名前でイメージしていたのを良い意味で裏切ってくれましたよ。何だか、ヨーロッパのバルで飲んでるみたい！」

球磨食堂 あまね

住所
熊本市中央区上通4-12上田ビルB1
TEL
096-328-9876
営業時間
18時〜24時、(金土祝前)〜翌2時
定休日
不定休